米軍 全オスプレイの飛行停止 機体不具合の可能性 懸念強まる(2023年12月7日)
鹿児島県屋久島沖で8人が死亡したオスプレイの墜落事故を受けて、アメリカ軍はすべてのオスプレイの飛行を一時停止すると発表しました。ワシントンから報告です。
(小島佑樹記者報告)
アメリカ空軍の特殊作戦司令部は、オスプレイの飛行を一時停止する理由について、「調査を終えるまでのリスクを減らすためだ」と説明しています。
8人を乗せた空軍のオスプレイは先月29日、定期訓練を行っていた際に屋久島沖で墜落し、8人全員が死亡しました。
これまでの調査で根本的な原因はまだ分かっていませんが、人為的なミスではなく、機体の不具合の可能性があるということです。
その不具合が墜落した機体固有のものなのか、それとも構造的なものかどうかが今後の焦点となります。
空軍の措置を受けて、アメリカ海軍と海兵隊も同様にオスプレイの飛行を一時停止するということです。
オスプレイを巡っては、今年8月にもオーストラリア北部で3人が死亡する墜落事故がありましたが、その原因もいまだ判然としておらず、安全に対する懸念がさらに強まりそうです。
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