【冬アイス】定着の要因は“エアコン普及”でのどがかわく 食べると幸せ感じるって本当?脳波を測ってみた【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG #shorts

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“冬アイス”という言葉もすっかり定着しました。
「コタツのお供といえば?」というアンケートでは、アイスは、定番のみかんに迫る30.2%。
男女別にみると、女性はアイスが1位。男性は、みかんの次の2位に来ています。(総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ 2019年)
なぜ冬アイスが定着したのでしょうか?

■冬アイスを定着させた「雪見だいふく」実は通年販売開始はたった5年前!

小笠原亘キャスター:
コンビニアイス評論家のアイスマン福留さんに伺いました。
1960年~70年代に、アイスメーカーが、「クリスマスにはアイスケーキ!」と売り出した。
そして、冬アイス人気を決定づけたのは、ロッテ「雪見だいふく」。1981年に発売されて、もう40年以上、大ベストセラーとなっています。
発売当初は、秋冬限定だったそうですが、通年発売になったのは2018年。意外と最近なんです。

厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
ウソ~、ずっと年中食べてましたよ!

ホラン千秋キャスター:
びっくり、今日イチのびっくり!

■冬アイス定着は「住宅環境の変化」気密性UPで暖かさ+エアコンで乾燥=食べたくなる

小笠原キャスター:
もうひとつの理由について、森永乳業冷凍事業マーケティング部の迫口真輔 部長は、「冬アイスの定着は、住宅環境の変化が関係しています」と話しています。

内閣府の調査では、エアコンの普及率は、2000年以降、80%台後半。2020年になると91%。
そして住宅の気密性のアップ。昔の家のつくりと比べて、気密性がアップすることによって、エアコンを20℃に設定した場合、1970年時点では、体感温度が16℃だったものが、2020年時点では19℃に。
迫口さんによると、エアコンの普及で、室内が乾燥し、喉が渇く。そして気密性がアップし、室内が温かくなる。「冬でもアイスが食べたくなる環境が整っている」と言います。

日比麻音子キャスター:
夏は、外でアイスを食べられないくらい暑かった。溶けてしまうし。冬の方がマッチする感じに。

■“冬アイスで幸せ” 本当?脳波で検証

小笠原キャスター:
冬に、暖かい部屋で、アイスを食べると、幸せになる、なんて言われています。
実際に、私の脳波を使って検証しました。

慶応義塾大学の満倉靖恵教授の監修のもと、“感性アナライザ”という、脳波から取得した情報で、ストレス度や高揚度などの感性を分析する計測器を使って検証しました。

満倉教授「もう心が丸わかりになります」

頭につけるバンダナの内側に、センサーが2つ付いていて、耳たぶにも1つセンサーをつけ、計測されたデータを、タブレット端末で見られます。

満倉教授「ストレスが最初の状態の20%減ですね」

「心が丸わかりになる」と言われて緊張して、ストレス度が上がりましたが、アイスを食べ始めると、ストレス度が一気に減って、好きの数値が勝りました。

日比キャスター:
寒いとストレスがかかりますから、アイスと一緒に、幸せ度を上げていかないと。

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