安倍派がパーティー券“専用口座”つくり管理か 国会では”政治とカネ”追及続く(2023年12月5日)

安倍派がパーティー券“専用口座”つくり管理か 国会では”政治とカネ”追及続く(2023年12月5日)

安倍派がパーティー券“専用口座”つくり管理か 国会では”政治とカネ”追及続く(2023年12月5日)

 総額1億円を超えるとみられる自民党・安倍派の政治資金パーティーを巡る問題。新たに安倍派側がパーティー券の収入を専用の口座で管理していたことが分かりました。

 5日、国会では安倍派の議員に対し、野党から「キックバックがあったのか」など追及が相次ぎました。

 立憲民主党 渡辺創議員:「(宮下)大臣自身がキックバック、還元を受けていたという事実はないか、念のために確認をさせていただきたい」

 自民党(安倍派) 宮下農水大臣:「派閥において事実確認をしているというところでありますので、事実確認をしっかりしたうえで対応するものと認識しています」

 自民党安倍派の“キックバック問題”。関係者によりますと、安倍派ではパーティー券の販売ノルマを超えた分が議員側にキックバックされていて、収支報告書に記載されていなかった金額は去年までの5年間で1億円以上になるといいます。

 テレビ朝日 司法担当 上田健太郎記者:「安倍派の清和政策研究会ではこれまでキックバックを受けたとされる議員の数は数十人に上るとみられている。また、新たに派閥側が専用の口座を作ってパーティー券の収入を管理していたことも分かった」

 大規模に“裏金作り”が行われていた可能性もあります。こうした事態に東京地検特捜部も調べに乗り出しています。

 テレビ朝日 司法担当 上田健太郎記者:「関係者によると、安倍派の会計責任者らを複数回にわたって事情聴取していて、安倍派側がキックバックした分の収支を把握していたかどうか調べているとみられる」

 派閥の大物にも調べが及ぶことはあるのでしょうか。

 テレビ朝日 司法担当 上田健太郎記者:「派閥内で長期間にわたって常態化していた疑いがあるので、今月の臨時国会が終わり来年1月の通常国会までの間に不記載の経緯や認識について、担当者だけでなく派閥の幹部である事務総長経験者などからも話を聞く可能性はある」

 派閥運営の実務を仕切る事務総長。不記載が疑われている2018年から2022年に安倍派の事務総長を務めたのは、下村元文科大臣、松野官房長官、西村経済産業大臣、高木国対委員長の4人です。5日、その事務総長経験者たちに“キックバック問題”について質問が飛びました。

 自民党(安倍派) 松野官房長官:「(Q.聴取を要請された場合は応じるか)おたずねは捜査機関の活動内容に関することであり、政府としての立場でのお答えは差し控える」

 松野官房長官は連日、「政府の立場」を理由に答えず、異例の事態が続いています。高木国対委員長は現在の事務総長です。

 現事務総長 自民党(安倍派) 高木国対委員長:「(Q.聴取を要請されたら応じるか?)まだ全くそういう話はありませんので仮定の話には(回答を)控える」

 西村経済産業大臣はおよそ1年間、事務総長を務めました。

 自民党(安倍派) 西村経済産業大臣:「派閥の方で今、精査されているということでそれを急ぐ。しっかりと精査をしてもらうことが大事じゃないかと思う」

 野党からは批判の声が上がっています。

 立憲民主党 安住国対委員長:「キックバック問題というのは常態化しているとなると、かなり悪質性がある。派閥集合体が自民党なわけだから、派閥と自民党は関係ないというような言いぶりは通用しないと思うし、単独の派閥の問題ではないと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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