激しくガタガタ揺れ“恐怖の30分” 高度1万メートル 機内に焦げた臭い(2023年12月5日)

激しくガタガタ揺れ“恐怖の30分” 高度1万メートル 機内に焦げた臭い(2023年12月5日)

激しくガタガタ揺れ“恐怖の30分” 高度1万メートル 機内に焦げた臭い(2023年12月5日)

 飛行中の旅客機にトラブルが発生。空港に緊急着陸しました。機内が激しく揺れたその一部始終がカメラに捉えられていました。

 乱気流に遭遇したわけでもないのにガタガタと揺れる旅客機。機内食用とみられる食器や飲み物も激しく揺れています。

 3日の午前9時半すぎ、中国の航空会社大手、中国東方航空の旅客機でエンジン火災とみられるトラブルが発生。

 現地メディアなどによると、離陸後およそ1時間後に機体の左側で大きな音がした後、激しく揺れ始め、焦げた臭いが機内に充満したということです。

 乗客:「着陸までの20分から30分近く揺れていました。多くの女性が泣いていて、皆恐怖を感じていました。家族に電話する人や遺書を書く人もいました」

 事故発生当時、高度およそ1万メートルにいたとみられます。

 民間航空機の位置をリアルタイムで表示するウェブサイトで確認すると、上海から香港に向かっていた事故機は途中でUターンし、福建省のアモイに緊急着陸しました。

 緊急着陸した事故機、エアバス社のA330です。

 機体左側近くに消防車が待機、ホースを手にした消防隊員の姿が。

 乗客:「大事件だわ。翼から出火しているのかしら」

 事故機とみられる機体左側のエンジンの写真がネットに投稿されていて、現地メディアは専門家の話として飛行中にエンジンブレードが破損した疑いがあり、原因は金属疲労の可能性があると報じています。

 この事故によるけが人はいませんでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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