極寒の中国に現れた“謎のリング” まるで太陽が3つ?と居合わせた人が驚きの声(2023年11月30日)

極寒の中国に現れた“謎のリング” まるで太陽が3つ?と居合わせた人が驚きの声(2023年11月30日)

極寒の中国に現れた“謎のリング” まるで太陽が3つ?と居合わせた人が驚きの声(2023年11月30日)

 中国で空に現れた輝きを放つ謎の輪。太陽が3つ現れたかのような光景に目撃者から驚きの声が上がりました。

■大気中の氷の粒で「幻日」出現

 まるで異世界への扉が開いたかのように巨大なリングが空に浮かんだのです。その場に居合わせた人たちも驚きを隠せない様子。まるで太陽が3つ現れたかのよう。これは夢や幻ではなく、幻日なのです。光のいたずらで起きる「幻日」と呼ばれる現象。寒い晴れた日、空に浮かんだ氷の粒で太陽の光が屈折し、発生するといわれています。

 寒い地域で発生しやすく、幻日が現れた中国北部は気温がマイナス30℃まで低下したといいます。お湯も一瞬で凍り付く極寒の世界。中国各地では急激に気温が低下。北東部を流れる川も徐々に凍っていき、今月半ばには完全に凍り、住民たちは川の上に集まって花火などを楽しみます。

■気温乱高下…氷が解け川に落下

 さらに、バギーを使ってゴムボートに乗って遊ぶ人たちの姿も。しかし、氷が溶けて川に落ちてしまったのです。気温が乱高下し、川の氷が溶けやすい状態になっていました。今回の事故で救出された女性にけがはなく、風邪を引いただけで済んだといいます。

■20m超暴風“クリスマス前の悲劇”

 気候変動による天気の乱れは、この時期に恒例のイベントにも影響を与えています。

 クリスマスツリー生産者:「今年はもう売り切れさ」

 全米でクリスマスツリーが足りなくなる可能性が…。原因は干ばつによる水不足です。

 クリスマスツリー生産者:「生存者の多くが5月と6月の大事な時期にうまく育てられなかった。水を十分に与えられなかった」

 そうしたなかで迎えたクリスマスシーズン。ホワイトハウスの飾り付けでは、実に98本のクリスマスツリーを使用。さらに、ホワイトハウス前の広場では毎年、巨大なツリーの点灯式も開催。今年で101回目を迎える予定でしたが、本番を前にツリーが根元からぽっきり…。原因は風。当時、周辺では風速20メートルを超える風が吹いていたということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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