入念に準備? 腕時計を“すり替え”犯人どこに? カギは銀座の防カメ(2023年11月27日)
26日、東京・上野の貴金属店で起きた襲撃事件。犯行直後、3人組の男が現場周辺で着替えを行っている姿が目撃されていました。一方、銀座では約500万円の腕時計が盗まれるなど週末、狙われた「高級品」。犯人はいずれの事件も逃走中です。最新の捜査情報を警視庁クラブから報告です。
(屋比久就平記者報告)
銀座の事件ですが、動揺のなさ、手慣れた様子から警視庁は入念に準備された計画的犯行とみています。ただ、今回は防犯カメラに映像が残っています。銀座という場所から防犯カメラをすり抜けて移動するのは難しいことから、防犯カメラのディレイ捜査で犯人の行方を追っていくことになります。
上野の事件は、闇バイトで指示を受けていた可能性が極めて高いと捜査関係者は指摘をしています。強盗や窃盗事件が連続発生し、警戒されているなかでそれでも捕まるリスクが高い上野を選んでいるという点が挙げられます。つまり、使い捨ての実行役がいるからこその犯行スタイルではないかということです。
ただ犯行時は無言なうえ、移動には盗難されたとみられるバイクを使っているため、捕まらない対策を複数講じるなどの指示を受けている可能性もあります。
一方、反撃された際に捜査の手掛かりとなるバイクを置いていっているので、慣れた集団ではなく寄せ集めのグループではないかというふうに考えられます。
今後はバイクの指紋やどこで盗まれ、どこから来たのかを調べることで3人を特定していくことになります。
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