京アニ裁判 量刑について審理始まる “異例”3回目の冒頭陳述(2023年11月27日)
京都アニメーションの放火殺人事件で、殺人などの罪に問われている青葉真司被告の裁判が開かれ、量刑についての審理が始まりました。
(明石奈々記者報告)
これまでの16回の公判では青葉被告の責任能力などについて審理され、すでに非公開の評議で結論が出されているとみられます。
27日からは被告に言い渡す刑の種類や程度を決める量刑についての審理が始まり、午前、検察と弁護側の双方が異例の3回目となる冒頭陳述をしました。
検察は「筋違いの恨みによる復讐で、類例なき凄惨(せいさん)な放火殺人事件であることを重視すべきだ」と主張しました。
一方、弁護側は「死刑がなぜ認められるか、考えながら審理に臨んでほしい」と述べました。
被告は弁護人の質問に対して、「あまりにも浅はかだった。後悔は山ほど残る事件になった」と述べました。
この後は遺族による被告人質問が予定されています。
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