シアン化合物など下水道に排出か 工場役員を逮捕(2022年3月3日)
人体に悪影響を及ぼすシアン化合物などを含んだ汚水を処理をせずに下水道に排出したとして、東京・葛飾区にあるメッキ加工工場の役員が逮捕されました。
葛飾区の「福田鍍金工業所」役員・福田浩三容疑者(48)はおととし10月以降、4回にわたり、基準を大幅に上回るシアン化合物と六価クロムを含む汚水を下水道に排出した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、排出されたシアン化合物は必要な処理がされておらず、基準のおよそ170倍でした。
2017年以降、都の重点指導の対象となり、改善命令を2度受けましたが、従っていませんでした。
福田容疑者は容疑を否認しています。
周辺の住民への健康被害は確認されていないということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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