人質の解放交渉“合意間近”の認識 バイデン大統領 国連事務総長は「パレスチナ自治政府が管理責任を」|TBS NEWS DIG

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アメリカのバイデン大統領は、ハマスに拘束されているイスラエル人の人質らの解放に向けた交渉について、「合意間近」だという認識を明らかにしています。

イスラエル軍が20日に公開したパレスチナ自治区北部ガザ市にあるイスラム教のモスクとする映像です。

軍は、このモスクをハマスが「兵器の製造工場として使っていた」と主張し、トンネルの縦穴も見つけたとしています。

パレスチナ赤新月社によると、この日、イスラエル軍が突入したガザ市最大規模のシファ病院から避難した新生児31人のうち28人がエジプトに移送されたということです。ロイター通信は、残る3人はガザ南部の病院にとどまっていると伝えています。

こうしたなか、ハマスがガザで拘束を続ける人質の解放交渉について、アメリカのバイデン大統領は「合意間近」だとの認識を示しました。

バイデン大統領
「(Q.人質解放交渉は合意間近か?)そう思っているが、まだ話す準備はできていない。(Q.そう思っている?)はい」

アメリカのワシントンポスト紙は、ハマスが数十人の人質を解放する代わりに5日間、戦闘を一時停止することでイスラエルとハマスが合意に近づいていると報じています。

また、戦闘終結後のガザの統治について、国連のグテーレス事務総長は…

グテーレス国連事務総長
「パレスチナ自治政府が強化され、ガザ地区での責任を引き受けられる条件を整えられるよう、すべての人が協力する必要がある」

グテーレス氏はパレスチナ国家創設によるイスラエルとの2国家共存に向け、パレスチナ自治政府が管理の責任を負うことが重要との考えを示しています。

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