減税など補正予算案審議へ 派閥の“政治とカネ”に危機感(2023年11月20日)

減税など補正予算案審議へ 派閥の“政治とカネ”に危機感(2023年11月20日)

減税など補正予算案審議へ 派閥の“政治とカネ”に危機感(2023年11月20日)

 国会では20日午後から、今年度補正予算案の審議が始まります。所得税減税などの経済対策や政治とカネなどを巡り、論戦となります。

 (政治部・澤井尚子記者報告)
 岸田内閣の支持率が軒並み政権発足後最低の20%台に落ち込むなか、野党は追及を強める方針です。

 立憲民主党 安住国対委員長:「小手先の所得税減税を行って、それが選挙目当てで見透かされてるわけだから、私はこういう補正予算案は撤回すべきだと思っています」

 鈴木財務大臣:「今回の経済対策の意義、そして狙い、これが心に響かないというんでしょうか。そういう状況になっている」

 岸田総理としては「30年続いたデフレから脱却する千載一遇のチャンスだ」として理解を求めたい考えです。

 ただ週末、政権だけでなく自民党全体を揺るがしかねない「政治とカネ」の問題が表面化しました。

 政治資金パーティーの収入を過少に記載したとの告発を受け、東京地検特捜部が自民党の主要5派閥の担当者から任意で事情を聴いています。

 自民党のベテラン議員は「これは氷山の一角に過ぎない」と各議員への広がりを懸念しています。

 自民党内の危機感は高まっていて「さらに風当たりが強まる」「機能不全が続くだろう」などの声が漏れてきます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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