#shorts “刺し身の天敵”アニサキスを1億ワット瞬殺…世界初の機械 アジ切り身1日20万枚処理
■進化するアニサキス瞬殺機械 何ができる?
ベルトコンベヤーで運ばれているのは、大量のアジの切り身。この間、わずか5秒。一体、何があったのでしょうか?
熊本大学 産業ナノマテリアル研究所 浪平隆男准教授:「センターの方にある電極の中を自動的にアジの切り身が通り、パルスが打たれることで、中にいたアニサキスを殺虫できる」
生のアジを安全に食べられるようにするという機械は、寄生虫のアニサキスを1億ワットの超巨大電力で殺虫する世界初のシステムです。
アニサキスはアジやサバ、イカなど海洋生物の体内で育つ寄生虫です。生きたまま人の体内に入ると、激しい腹痛や嘔吐(おうと)などを引き起こします。まさに「刺身の天敵」です。
浪平准教授:「厚生労働省は加熱・冷凍・除去の3つの方法を推奨している。冷凍すると刺身が柔らかくなったり、食感が悪くなったり、デメリットがある」
この機械を使えば、そういったデメリットもありません。/a>
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