アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」国内販売を年内にも エーザイ社長が初公表(2023年11月7日)
製薬大手の「エーザイ」は、認知症治療薬の販売を年内にも始める見通しであることを初めて発表しました。
エーザイ 内藤晴夫社長:「今年中ですね、暦年中(年内)の上市(販売)を予定しているという状況でございます」
エーザイは7日、今年4月から9月までの連結決算を発表しました。
最終的なもうけを示す純利益は前の年の同じ時期と比べて24%減り、約231億円でした。
この場で、内藤社長はエーザイが開発した軽度の認知症治療薬であるレカネマブについて、承認が日本より早かったアメリカでは一足先に販売が開始され、順調に治療が行われていると述べました。
また、9月に認められた日本では、遅くとも年内にはレカネマブの販売を始められる見通しであることを公の場で初めて公表しました。
レカネマブはアルツハイマー病の進行を3年ほど遅らせることが確認されていて、介護の現場などでもその効果に期待の声が寄せられています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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