「ガザのどこも安全ではない」国連機関の職員が語る過酷な実情「国籍、宗教、人種に関係なく、起きていることを見て許すことができるのか」|TBS NEWS DIG
ガザへの支援を続ける国連機関の職員が取材に応じ、人々は「生き延びるだけで精一杯で、安全なところはない」と過酷な実情を訴えました。
「緊急ですね。どうぞ話して」(エルサレム 1日)
UNDP=国連開発計画でパレスチナ人の支援を行っている野口千歳さんは、2年前までガザ地区の事務所長として、経済復興や生活再建などの支援を行い、現在も東エルサレムを拠点に活動しています。
ガザから電話をかけてきたのは、現地スタッフのイマーンさんでした。
国連開発計画 野口千歳さん
「(スタッフらは)本当に食料や水を確保するのが大変、それを買いに行くのも命がけ。生き延びるので精一杯っていう形です」
ガザに留まるおよそ50人のスタッフは無事ですが、親族を失っている人が多くいます。南部でも激しい空爆が行われていることなどから、退避せず北部に残るスタッフや家族も少なくないのです。
国連開発計画 野口千歳さん
「ガザのどこも安全ではない。ガザはどこにも安全なところはないという状況です」
これまでも紛争による破壊と再建が繰り返されてきたガザですが、今回のような甚大な規模の破壊は例がありません。
国連開発計画 野口千歳さん
「国籍、宗教、人種に関係なく、人間として起きていることを見て、許すことができるのか」
“戦争を止めないといけない”。停戦が実現することを野口さんは願ってます。
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