「傾斜が」“祭りの山車”横転し男性死亡 名神高速では車3台絡む事故…71歳女性死亡(2023年11月3日)

「傾斜が」“祭りの山車”横転し男性死亡 名神高速では車3台絡む事故…71歳女性死亡(2023年11月3日)

「傾斜が」“祭りの山車”横転し男性死亡 名神高速では車3台絡む事故…71歳女性死亡(2023年11月3日)

 3連休の初日に死亡事故が相次ぎました。静岡県で祭りの山車が横転しました。また、名神高速道路では車3台が絡む事故も起きています。

■“祭りの山車”横転 19人搬送

 静岡県の山あいの町を多くの人に引かれて山車が進んでいきます。この直後に事故が起こりました。山沿いの細い道をふさぐように祭りの山車が倒れています。3連休の初日、静岡県伊豆の国市では廣瀬神社の例大祭が行われていました。しかし、3日午前8時45分ごろ…。

 現場近くにいた男性の通報:「高さ3メートルの山車が転倒して人が落ちた」

■「左に行きすぎ」関係者が証言

 祭りの関係者:「橋渡って左行き過ぎちゃって、それがかじ切っちゃて。やばいやばいと右に切ったら右に倒れちゃったみたい」

 警察によりますと、横転したのは祭りに出ていた複数の山車のうち1台で、19人が病院に搬送され、72歳の佐藤由己さんが死亡しました。

■4年ぶり開催で事故「傾斜が」

 伊豆の国市最大の秋祭り「廣瀬神社例大祭」。町を練り歩く山車は多くの人がロープで引っ張り、その上には「おはやし」を演奏する人の姿も見えます。

 祭りの参加者:「(今年は)4年ぶりになります。コロナ禍でしばらく祭りは中止。昨年、神事だけは復活した。今年は久しぶりの山車の引き回しだった」

 山車の巡行は公民館からスタートし、午後5時に廣瀬神社に到着する予定でした。しかし、橋を渡った直後に横転。山車を先導していた交通指導員は…。

 山車を先導していた交通指導員:「橋渡ってから川沿いに下る急斜がある。本来ならそこで止まって体勢を入れ替えて、それから後ろに縄を引っ張って下りるという状況。多分その辺を怠ったもので、そのまま流れで行っちゃったのかな」

 祭りの参加者も事故の原因に4年の中断があったのではと話します。

 祭りの参加者:「毎年のことであれば、去年ここは危なかったから気を付けようねというのが次の役員に伝わるが、4年ぶりというところもあって、そこのポイントが危ない場所だというのがうまく伝わっていなかった可能性もある」

■連休の高速道路 3台玉突き事故

 連休初日の事故は高速道路でも起こっています。乗用車3台の玉突き事故があったのは午前8時、京都府長岡京市の名神高速道路上り線。大山崎インターチェンジと京都南インターチェンジ間で、片側3車線の直線道路です。

 警察によりますと、事故当時、上り線では渋滞が起きていて、その最後尾に車が衝突。追突されたシルバーの車はそのまま前に止まっていた青い車に玉突き衝突したのです。

 この事故で10歳から71歳の男女7人がけがをして病院に運ばれました。そのうち最初に衝突した車に乗っていた71歳の女性が病院に運ばれ、約1時間後に死亡。警察はこの女性の夫が車を運転していたとして回復を待ち、事故の原因を調べることにしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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