「ジャパンモビリティショー」異業種増やす 電気自動車の国際的戦い激しく(2023年10月25日)
「東京モーターショー」から名前を変えて、自動車以外の業種の展示を増やした「ジャパンモビリティショー」が開幕を前に報道公開されました。
(経済部・吉田貴司記者報告)
異業種から出展したパナソニックです。電機メーカーが描く2035年の未来の乗り物です。
車体には文字などが表示でき、歩行者や他の車とコミュニケーションが取れます。ドアから中をのぞいてみますと大きなソファがあり、車内はまるでリビングのようです。
自動車中心だった「東京モーターショー」の名前を改めて初めての展示会には、異業種も含め500社近くが参加します。
大手自動車メーカーがしのぎを削るのがEV=電気自動車です。
トヨタ自動車はバッテリー型EVのスポーツタイプのコンセプトカーなどを披露しました。
佐藤恒治社長は「クルマ屋らしいバッテリーEVを作る」と力強く語りました。
三菱自動車が撤退を発表したばかりの中国からは、逆に日本市場を狙うEV大手「BYD」が初出展し、国際的に熾烈(しれつ)なEVを巡る戦いが伝わってきます。
会場にはこのほか、未来を象徴する自動運転タクシーなども出展されています。
「ジャパンモビリティショー」は28日から一般公開され、100万人以上の来場を目指しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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