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注目「ケアファーム」障害者ら地域の住民と交流(2023年10月24日)
高齢者や障害者向けの福祉施設に併設した農園での作業を通じて地域の住民と交流を図る「ケアファーム」が今、注目されています。
振る舞われるのは、具材がたっぷり入った芋煮。
この芋煮会は高齢者や障害者向けの施設で暮らす人たちと地域の人とのコミュニティー作りを目的に企画されたもので、国交省が認定した実証実験でもあります。
施設に併設された畑の一部を地域の人が借りて、ともに野菜を育てながら様々なイベントを通して交流を深めていきます。
都市緑地 代表取締役 太田裕之さん:「農園を中心としたコミュニティーをどう作るか、高齢者施設にしても、障害者の施設にしても、どうしても閉鎖的になりがちなので」
高齢者施設の入居者:「(Q.こういう地域のイベントがあれば外に出ようとしますか?)それはありますよね。やっぱり(仲間の)閉じこもりをさせたくない」
目指すのは「ケアファーム」というヨーロッパで普及している農園を持つ福祉施設の普及です。
農園の付いた施設で障害者らは高齢者たちを手伝って畑の手入れや収穫をし、報酬をもらいます。
都市緑地 代表取締役 太田裕之さん:「障害者の方だって長い人生、どうやってやりがいのある仕事を持つかが大切ですし、高齢者の人だって長生きすればいいわけではなく、どういう生活をするかということが、とても大切だと思うんですね」
地域交流や継続的な仕事など、生きがいを提供できるような福祉施設として、ケアファームを実現していきたいと話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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