“光る石”発見現場に初めてカメラが スズメバチの危険 その先には…(2023年10月24日)

“光る石”発見現場に初めてカメラが スズメバチの危険 その先には…(2023年10月24日)

“光る石”発見現場に初めてカメラが スズメバチの危険 その先には…(2023年10月24日)

 北海道で発見された新種の“光る石”。発掘場所に初めてカメラが入りました。

 紫外線を当てると、色鮮やかに光ります。黄色や緑に光る部分が新種の鉱物「北海道石」。

 話題の「北海道石」はどんな所で見つかったのか。これまで公にされなかった場所にカメラが入りました。ただし、その場所は盗掘を避けるため詳しくは明かせません。

 一歩一歩、歩くたびに鈴が鳴ります。クマやススメバチが生息するエリア。険しい道のりをおよそ1時間。ようやく発見現場にたどり着きました。幅およそ3メートルの岩肌が広がっています。この岩肌の表面はほとんどが宝石でおなじみのオパールということですが。

 大阪大学 石橋隆研究員:「見えている至る所のオパールのなかにあちこちに(北海道石が)入っていますね」

 待っていたのは美しい光でした。周辺にある岩壁に紫外線ライトを当ててみると、鮮やかな黄緑色の光を放ちました。植物などが元になった炭化水素を含む珍しい有機化合物の鉱物「北海道石」。専門家は仕組みの解明に期待を寄せています。

 大阪大学 石橋隆研究員:「北海道石と同じ成分で、例えばハイテク分野の集積回路とか基板などに使われている。それを作る過程で、たくさん二酸化炭素を出してしまう。北海道石と同じような分子を作るメカニズムが解明されて水や空気中の二酸化炭素を使って同じ成分ができるかもしれないので、ゼロカーボンやカーボンオフセットにもつながるのでは」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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