ビッグモーター 国交省が立ち入り検査の34工場に行政処分 12工場では民間車検場の指定取り消し処分|TBS NEWS DIG
中古車販売大手「ビッグモーター」による保険金の不正請求問題で、国土交通省はきょう、立ち入り検査を行った34の整備工場すべてに対し、民間車検場の指定を取り消すなどの処分を出したと発表しました。
国土交通省は今月13日にビッグモーターの全国135ある整備工場のうち、立ち入り検査を行った34工場について、すべてで違反行為が見つかったため、工場ごとに処分案を公表していました。
そして今月20日にビッグモーター側からの意見を聞く聴聞を行ったうえで、きょう最終的に行政処分を出しました。
処分内容は▼すべての工場で車の整備を行うための認証を10日から90日間の取り消し。▼34工場のうち32工場では車検を行う際の整備記録に嘘の記載をしたり、検査せずに車検を通したりするなど違反行為が確認されたとして、埼玉県の浦和美園店や熊谷店などの12の工場を民間車検場の指定取り消し、11の工場を一定期間の車検業務の停止、9工場には文書での警告となっています。
ビッグモーターは全国に135の整備工場がありますが、国交省は残りの101工場についても調査を進め、違反が確認された場合は処分を行う方針です。
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