台風の大雨被害から1カ月余り 紅葉の名所「養老渓谷」復興へ(2023年10月21日)
先月、台風13号による大雨の被害に遭った千葉県の養老渓谷では、被災した旅館が営業を再開するなど、復興への歩みを進めています。
紅葉で有名な房総随一の温泉郷・養老渓谷。その中にある温泉旅館「もちの木」の営業が今月21日から再開しました。
宿泊客:「静かで眺めも良くて気に入った」「台風の影響を越えて再開する日に泊まれるのは縁がある」
先月8日、台風13号の影響により、養老渓谷周辺では350ミリの記録的大雨が降り、一面、濁流にのみ込まれました。やむを得ない休業で、復旧作業が続けられてきました。およそ1カ月が経った旅館には…。
黒湯の宿 喜代元 秋葉保雄代表:「ここが食事処です。床を全部剥がす形になる」
食事処はまだ床の骨組みがむき出しの状態に。通常時と比べると、まだ完全復旧までには時間を要する状況です。
黒湯の宿 喜代元 秋葉保雄代表:「再開を待ってくれている客がいるのでなるべく早くと思うが、良い形で再開したい」
養老渓谷にある別の温泉旅館「もちの木」でも川の氾濫で休業に…。
渓谷別庭 もちの木 梶恵理奈さん:「これが露天風呂のボイラーとポンプ。台風が来て、これが水没してしまったので」
泥の撤去作業、ボイラー新品交換などを行い、今月21日、待望の営業再開に。
渓谷別庭 もちの木 梶恵理奈さん:「皆、色々大変な思いをしてきたので、これから紅葉シーズンにもなるので、また養老渓谷に活気が戻ってくれたらうれしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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