酔わなくても楽しめるバー 野菜や玉露などのカクテル提供 ノンアルコール市場急拡大(2023年10月20日)

酔わなくても楽しめるバー 野菜や玉露などのカクテル提供 ノンアルコール市場急拡大(2023年10月20日)

酔わなくても楽しめるバー 野菜や玉露などのカクテル提供 ノンアルコール市場急拡大(2023年10月20日)

 ノンアルコール飲料の市場規模が過去最大となるなか、東京・渋谷に酔わないバーが登場しました。

■ノンアルコールでも味に満足している人が多い?

 オランダで生まれた大人気ビール「ハイネケン」から今週、ノンアルコールビールが発売され、話題となっています。

 今、こうしたノンアルコール飲料の市場は年々拡大を続けていて、現在、過去最大の規模に成長しています。

 なかでも、自宅で「月に1回以上飲む」という人は新型コロナの流行前に比べて大きく上昇。「おいしさに満足しているから」など味に関しての理由が上位に並んでいます。ノンアルコールでも味に満足している人が多いのが近年の特徴です。

■「低アル」か「ノンアル」…約20種類の本格的カクテル

 そんななか、アルコールが入っていなくても、おいしい酒を飲んだ気分になれて、本格的なバーの雰囲気が楽しめる店が東京・渋谷にオープンしました。

 海外のバーでも働いていたバーテンダーによって提供されたのは、アルコール0%のノンアルコールカクテルです。

 フルーツや野菜をベースにしたカクテルに、水出しの玉露を使ったものなど、およそ20種類の本格的なカクテルを楽しむことができます。

 ビール以外の飲み物すべてがアルコール度数3%以下の「低アル」か「ノンアル」です。

 スマドリ 加藤寛康ブランドマネジャー:「バーの見た目の雰囲気やカクテルの雰囲気。バーテンダーとの会話や音楽、奥深い味わい、香り、質感等が必ずしもお酒ではなくても楽しめるというバーをオープンしました」

■ライフステージに合わせて自由に選べる所

 ノンアルコールカクテルは必ずしも飲めない人のためだけではないといいます。

 加藤ブランドマネジャー:「やはり今までみたいに飲むか飲まないかの2択とか、飲めるか飲めないかの2択ではなくて、例えばあしたの予定やライフステージに合わせて自由に選べるところ、そこに共感いただけるお客様も多くいらっしゃる」

 シックな雰囲気のなか、カクテルを楽しむ男女に話を聞いてみました。

 30代:「味は本当にまるでアルコールを飲んでいるような感じなんですけど、すごくさっぱりと飲めて。お酒は好きなんですけど、やはり健康のことも考えると助かる」「おしゃれなカクテルも感じられて、バーの雰囲気も感じたいからお酒なしでもいい」

 加藤ブランドマネジャー:「渋谷センター街という若者の新しいトレンドカルチャーが生まれる地で、なおかつ飲み方に課題がある繁華街から、ここでこういうスマートな飲み方がはやったら大きなインパクトを与えられるだろう」

(「グッド!モーニング」2023年10月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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