男性の“育休”取得率が過去最高 調査開始以来、初の30%超え(2023年10月17日)
大手生命保険が実施した子育てに関するアンケート調査で、男性の育児休暇取得率が過去最高になりました。
明治安田生命によりますと、育休を取得した男性は去年より7.7ポイント増の30.8%で、2018年の調査開始以来、初めて30%を超え過去最高になりました。
取得日数も過去最大で平均30日から41日へ大幅に増えています。
一方で取得できなかった男性はいまだ58.7%と半数以上で、その理由の1位は給与の減少などによる金銭面での不安でした。
背景にあるのが物価高にともなう子育て費用の上昇で、1カ月にかかる費用は4年ぶり4万円を超えました。
負担が大きくなったと実感している人は去年の85.2%から92.3%に増加しました。
明治安田総合研究所の小玉祐一チーフエコノミストは、物価高はピークアウトしつつあるとしながらも、「原油高や円安の動向次第で子育て世代にとって油断はできない」と分析しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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