政府 侵攻拠点ベラルーシへの制裁を検討 元島民墓参も岸田首相「展望難しい」
岸田総理はきょうの国会で、ロシア軍の侵攻拠点であるベラルーシへの制裁を検討していることを明らかにしました。ロシアへの経済制裁が日に日に厳しくなる中、日本にも影響が及びそうです。
岸田首相
「ベラルーシについては、今回のロシアの軍事行動を支えており、日本としても同国を強く非難いたします。この制裁についても、今検討を行っているところですが、早急に結論を出したいと思います」
岸田総理はこのように述べ、ベラルーシへの制裁について早急に結論を出す考えを示しました。制裁はベラルーシ政府高官を含む個人に対する措置などが検討されています。
日ロ間の北方領土問題などについても・・・
維新・鈴木宗男参院議員
「元島民の人からですね、今回のウクライナ問題で、領土問題とか平和条約交渉どうなるんだろうかという、心配の声を聞きました」
岸田首相
「今この時点で、平和条約交渉等の展望について、申し上げられる状況にはないと考えております」
岸田総理は元島民らの墓参やビザなし交流についても「今の状況を考えれば展望を申し上げるのは難しい」との認識を示しました。さらに、きのう発表したプーチン大統領らへの資産凍結について「速やかに行動に移したい」と語りました。
(28日17:24)
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