サルの母 決めた遊び場から出ると赤ちゃんをすぐに抱っこ(2023年10月13日)
生後1カ月のやんちゃな赤ちゃんザル。遊ぶ時はお母さんが決めたところを絶対に出てはいけないのです。
お母さんや兄弟の周りで元気に遊んでいるのは、北海道の旭山動物園で9月2日に生まれたばかりのブラッザグエノンの赤ちゃん。
世界で最も美しいサルの一種で、おでこの三日月模様や白いひげが特徴です。
飼育員によりますと、壁を蹴って音を出すなど動きや声でコミュニケーションを取るということです。
ブラッザグエノンの母親は自分が決めた範囲でしか子どもを遊ばせないので、もし離れたところに行こうとすると、すぐさま抱っこして元の場所に戻します。
お母さんは赤ちゃんを自由に遊ばせてくつろいでいるようにも見えますが、常に気に掛けているのです。
動画を撮影した飼育員は「元気に遊んだり母に抱かれて眠ったり、見ていて飽きない。日々の成長を楽しく観察しています」と話しています。
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