イスラエルが挙国一致内閣を樹立 地上侵攻の開始準備へ(2023年10月12日)
イスラエルとハマスの武力衝突が激しさを増すなか、イスラエルは挙国一致内閣を樹立しました。ガザ地区への本格的な地上侵攻へ向け準備が整いつつあります。
(伊従啓記者報告)
イスラエルのネタニヤフ首相と中道野党のガンツ党首は、11日夜、戦時の挙国一致内閣が樹立したと発表しました。
与党と野党の激しい対立が続いてきたイスラエルでは1週間前には考えられなかった動きですが、多くの国民から、一致団結して戦争を遂行するには必要だとの声が上がっていました。
ガザ地区への本格的な地上侵攻がいつ始まるかが取り沙汰されていますが、現地の専門家は、まずこの挙国一致内閣の樹立が必須だと述べていて、今回さらに一歩、侵攻開始の条件が整ったと言えます。
ガザ地区では連日のようにイスラエル軍の激しい空爆が続いています。発電用の燃料の備蓄がなくなったため、真っ暗になった市街地で爆発が起きる様子が伝えられています。
これまでにイスラエルとパレスチナ双方合わせて少なくとも2300人の死者が出ています。
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