タイのスラム街で育った子どもたちがオーケストラを結成 来日公演へ(2023年10月12日)
タイのスラム街で育った子ども達がオーケストラを結成。日本の子どもたちにも演奏を聴いてもらおうと、11日夜、日本に向けて出発しました。
首都バンコクのスラム地域で活動する「イマヌエルオーケストラ」は20年ほど前、子どもたちに無償で楽器を教える音楽教室から始まり、現在では小学生から高校生まで100人近くが参加しています。
オーケストラの団員:「毎日新しいことばかりで、本当に楽しいです」「将来はバイオリニストになって、ビッグバンドのオーディションを受けたい」
イマヌエルオーケストラが練習を重ねるクロントイ地区は、およそ10万人の貧困層が暮らしているとされ、バンコク最大のスラム街です。
このスラムで生まれ育った子どもたちに音楽の楽しさを知ってもらおうと、日本のNPO法人が数年前から楽器を寄贈するなど活動を支援してきました。
NPO法人「シャイン・フォー・ユー」 加古川成子理事長:「犯罪に染まったりとかそういう可能性が高い地域だが、音楽に打ち込むことで彼らは生き生きとした日々を歩んでいる」
日本に向けて出発した団員らはこの後、北海道、東京、熊本などを訪れ、公演をしながら地元の子どもたちとの交流やホームステイを行う予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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