中国発コーヒーチェーン「COTTI COFFEE」 日本上陸し人気 創業1年で世界に5000店舗(2023年10月11日)
中国で大人気のコーヒーチェーンがこの夏、日本に進出し、早速行列ができています。急成長の理由は、SNSの活用にありました。
■43種類ある商品 一番人気「ココナッツラテ」
東京・池袋で、客の長い列ができている店。先月開店した、中国のコーヒーチェーン「COTTI COFFEE(コッティコーヒー)」の日本2号店です。
COTTI COFFEEは去年創業したばかりですが、すでに世界で5000店舗を展開しています。
COTTI COFFEE JAPAN 新規事業第三部 楊成部長:「日本はコーヒー消費大国で、日本で試してみたいと思いました」
43種類ある商品の中で一番人気なのが、ココナッツミルクを使った「ココナッツラテ」です。
利用客:「新しいお店ができていると思って来てみました」「(Q.何を頼まれた?)抹茶オーツミルクラテ。おいしいです」
■カラフルなドリンク 若者がSNSで発信
通常価格は1杯300円台から400円台を想定していますが、現在はキャンペーン価格で100円から180円となっています。
楊部長:「今の若者はSNSが好きで、1杯の良いコーヒーを飲んだら、写真を撮る。それらをネットに投稿する。これは国際的にもはやっていると思います」
カラフルなドリンクをとりそろえ、若者にSNSで発信してもらうことで、広告費を抑えながら多くの人に知ってもらう狙いがあります。
しかし、今、日本国内の喫茶店はコーヒー豆や人件費の高騰で倒産件数が急増しています。
逆風が吹くなか、なぜ日本へ出店を進めるのでしょうか?
■1年後には…日本で100店舗まで増やす目標
創業わずか1年で、すでに5カ国以上で5000店舗を展開する、中国のコーヒーチェーン「COTTI COFFEE」。
今回、競争が激しい日本へ出店した背景には、中国のコーヒーチェーン事情が関わっていると専門家は指摘します。
経済ジャーナリスト 浦上早苗氏:「もう中国だと、あんまり(出店)余地がないっていうのはあります。良い場所は他のブランドに取られている。コーヒーだけじゃなくて、ティードリンクとかもある。(新規は)出店しにくいので、海外に展開していく考えだと思う」
COTTI COFFEEの担当者は、1年後には日本で100店舗まで増やす目標だといいますが…。
浦上氏:「(日本は)コーヒー文化が成熟しすぎているので。コンビニとか、それなりのコーヒーを出せるので。そこは一つのチャレンジだと思いますね、コッティコーヒーにとって」
(「グッド!モーニング」2023年10月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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