初霜&初氷 北海道から冬の便り 東京ブルブル今季一番の冷え込み(2023年10月9日)
3連休最終日の9日は関東などで日中も20℃を大幅に下回って11月並みの肌寒さとなりました。
■初霜&初氷 今季一番の冷え込み
全国トップを切って初霜と初氷の便りが届いた北海道。一気に冬へ向かいます。東京もこの秋一番の冷え込みです。3連休最終日。寒さで一足早く人気の鍋。具材の値上げが続くなか、意外なものが暑さで安くなっていました。
■チーズ&ラーメン 温かいグルメ
3連休最終日、冷たい雨の一日となりました。祝日でにぎわう新大久保。午後3時でも気温は17℃を下回りました。2週間ほど前、厳しい残暑のなか、かき氷が人気だった街もアツアツチーズの人気が徐々に高まり、冬の足音が聞こえます。
3連休最終日。にぎわいを期待していたイベント会場も。ほくほくのジャガイモに明太子とバターが乗ったじゃがバター。さらには定番の博多豚骨ラーメンも。九州各地の“うまかもん”がそろった「九州観光・物産フェア」。あったかグルメも盛りだくさんです。
客:「めちゃくちゃ寒い。この後ラーメンを買いに行く」
ただ、あまりに寒すぎたため客足は伸びず、葉っぱで雨をしのぎ、焼き具合をチェックします。
店に立つ人:「ちょっと(売れ行きは)弱い。きのう、おとといと大繁盛。きょうは仕方ない」
■猛暑で野菜高騰 エノキ安い
11月中旬並みの気温となった東京。すでに冬の風物詩が人気です。自社で育てた鶏を使い、濃厚な鶏がらスープで煮込んだこだわりの水炊き。東京・銀座にある料亭は暖を求める人でにぎわいました。
客:「寒くなって鍋を先取りしようかなと」
博多華味鳥 銀座四丁目店 女将 前田実奈子さん:「寒くなった日の次の日くらいからお客さんが来るように。満席が続く」
ただ、冬の鍋に欠かせない野菜も“値上げの波”には逆らえません。
博多華味鳥 銀座四丁目店 女将 前田実奈子さん:「全体的に野菜全部(の値段)が上がってしまっているのでそこは苦しい。今は値段は上げずにさせていただく」
都内にあるスーパー。野菜も猛暑の影響を受けていました。
買い物客:「(Q.何鍋にする?)キムチ鍋」「(Q.なぜ鍋にしようと思った?)寒いので温かいものが食べたいと思って」「白菜も値段が上がっているので我慢する日が増えています」
猛暑の影響で生育が遅れたため、2割ほど高い白菜。長ネギも3割ほど高いですが、2週間ほどで平年並みの価格に戻るそうです。ただ、安くなっているものもあります。
スーパーイズミ 五味衛社長:「今買いなのは鍋には最高なエノキ。普段のほぼ半額に近い値段で売っている。今まで暑すぎて出なかった(売れなかった)」
エノキは残暑が長引き、鍋の出番がなかったため、在庫がたっぷり余っているそうです。
■元力士相手に“土俵体験”人気
3連休最終日、とんかつ店が人気です。外国人が詰め掛けるとんかつ店。1万円を超えるとんかつ定食、人気の理由がありました。
アメリカからの観光客:「彼らは素晴らしい。最高ね」
99%が外国人観光客というとんかつ店。人気の秘密はショーです。元力士のスタッフが手掛けるとんかつ店。週3回行う“相撲ショー”が外国人に人気です。見るだけでなく、土俵に上がることもできます。もちろん、とんかつだけでなくちゃんこも楽しめます。
アメリカからの観光客:「勝たせてくれると思ったら押し出されました」
ニュージーランドからの観光客:「初めてのちゃんこです。すごく寒くてぴったりです」
週3回、相撲ショーが付くとんかつ定食のコースは1万1000円となっていますが、11月27日まで満席状態です。
お相撲さんドットコム 青木圭史さん(元琴鳳):「海外の人に相撲を正確に知ってもらうのが始まり。見て食べて聞いて五感を使って楽しんでほしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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