ウクライナ首都キエフなど4都市で“一時停戦”へ 避難ルートを設置 ロシア国防省(2022年3月7日)

ウクライナ首都キエフなど4都市で“一時停戦”へ 避難ルートを設置 ロシア国防省(2022年3月7日)

ウクライナ首都キエフなど4都市で“一時停戦”へ 避難ルートを設置 ロシア国防省(2022年3月7日)

 ロシアは市民の避難ルートを設置するためとして、首都キエフなど4つの都市で一時停戦すると発表しました。

 ロシア国防省によりますと、ロシア軍の砲撃にさらされている首都キエフやハリコフ、マリウポリなど4つの都市で日本時間の7日午後4時から一時停戦し、市民の避難を認めると発表しました。

 この措置はプーチン大統領と6日に電話で会談したフランスのマクロン大統領の要請を受けて実施するとしています。

 ただ、ロシアが設定した市民の避難ルートはロシアやベラルーシ方面に向かうものになっています。

 このため、ウクライナのイリナ・ベレシュチュク副首相は停戦を求めたうえで避難ルートに関するロシアの提案はありえないとして「ウクライナの市民はウクライナの領内に避難する権利があるべきだ」と批判しています。
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