外食チェーン“月見戦争”激化！「3食バーガー」の女性も…魅力は「四季感じられる」【もっと知りたい！】(2023年9月12日)
十五夜を前にさまざまな外食チェーンから「月見商品」が発売されていて、競争が過熱しています。この期間、毎日月見バーガーを食べ続けているという女性を取材しました。
■「月見戦線」急拡大！ SNSで話題
秋の夜空に浮かんだ、美しい月を眺めるお月見。今年の十五夜は今月29日ですが、もうすでに「月見」を堪能している人もいます。
客：「めちゃくちゃおいしいです。月見（商品）には弱いですよね」
実は今、多くの外食チェーンが月見に注目していて、関連商品が続々と発売されているんです。
去年から参入したウェンディーズでは、アメリカ発のハンバーガーチェーンならではの迫力ある月見バーガーが人気を博しています。
ウェンディーズ・ジャパン広報 菊池愛稀沙さん：「アメリカンらしさというのを強調したくて。肉肉しいパティーだったり。見た目にもお客さんに楽しんでいただけるような。年々、月見プームというのが盛り上がっているなと感じていて。ますます今後、目が離せない」
モスバーガーは13日から「月見フォカッチャ」を発売。去年は、用意した160万食のうち、80万食がわずか8日で完売し、一時、販売休止状態になりました。今年は、去年のように品切れにならない数を用意しているといいます。
モスフードサービス広報・山口さほりさん：「月見に関係する新商品が色々な会社から出てくることで『この時期がいよいよ来たな』と、お客様も季節感を感じることが非常に根付いたのではないかなというふうには感じています」
今年から参入したバーガーキングは、月を表現するのに卵を使わず、パインを使うといった差別化で勝負しています。
客：「味の想像が全然つかなくて。正直、最初（食べる）うーんって感じでした。おいしいです、確かに。レギュラーメニューに入ってもいいんじゃないかと思います」
今年は少なくとも12社が関連商品を発売するなど、ここ数年で一気に拡大した「月見戦線」。SNSでも各社の月見商品を食べ比べる人が続出し、人気は過熱気味です。
■月見バーガーへの熱い思いを綴ったブログ
こうしたなか、番組が注目したのは、十数年前からこの時期を生きがいにしている1人の女性です。
月見バーガー大好きさん（30代）：「1日3食ほぼほぼ食べています。月見バーガーに会える期間は1カ月ちょっとしかないので、来年まで味を忘れないようにできるだけ食べたいって思うと、それくらい食べちゃいますね」
目玉焼きのネックレスを付け、インタビューに応じてくれたのは、マクドナルドの月見バーガーが大好きだという30代の女性です。
「ブームの火付け役」とも言われるマクドナルドの月見バーガーは1991年に発売が開始され、秋の限定商品として定番になっています。
今年の発売日だった6日は、月見バーガーの誕生を祝うケーキとともに迎えたといいます。月見バーガーへの熱い思いをつづったブログは、開始からすでに10年以上が経過しました。
月見バーガー大好きさん：「単純計算でもたぶん1000個は食べていると思います」「（Q.年間では？）最近は年100個くらいは食べていますね」
月見バーガーが誕生した年に生まれた月見バーガー大好きさん。この日の昼ご飯も、もちろん月見バーガーです。
月見バーガー大好きさん：「月見バーガーです、スタンダードの。この時点でもいい香りです。うれしいです。こうやって毎日買えるのが。おいしくて無言になっちゃう」「（Q.味のほうは？）最高です」「（Q.1個目の完食ですね）実は2つ目ですね。朝も食べてきたので、2つ目です」
■とりこにし続ける…月見バーガーの魅力は？
月見バーガー大好きさんは、月見の期間には冷蔵庫を空っぽにするそうです。
月見バーガー大好きさん：「月見バーガーに専念できるように、冷蔵庫の中身、食材とかはここまでに無くそう。計算して食べたりはしています」
発売時期までにお米も食べきれるようにコントロールし、発売されたら炊飯器もしまいます。さらには、友人からの食事の誘いも…。
月見バーガー大好きさん：「月見バーガーに行こうって、こっちから誘うことはあります。他のご飯とか誘われても、ごめん、今、月見バーガー期間中だから、断っちゃったりします。ごめんなさい」
まさにこの6週間が生きがいだという月見バーガー大好きさん。長年、彼女をとりこにし続けている月見バーガーの魅力とは…？
月見バーガー大好きさん：「おいしいっていうのもある。月見バーガーって四季を感じられる食べ物だと思うので。四季をすごい簡単にお手軽にどこでも味わえる。本当に魅力だと思います」「（Q.飽きないですか？）飽きたことはないです」「（Q.目標は？）死ぬまで月見バーガーをたくさん食べられる健康な体のまま生きていきたいです」
（「グッド！モーニング」2023年9月12日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
