“仕切られた”空 サンシャイン以前の池袋【東京ヘリ撮50年】(2022年2月26日)

“仕切られた”空 サンシャイン以前の池袋【東京ヘリ撮50年】(2022年2月26日)

“仕切られた”空 サンシャイン以前の池袋【東京ヘリ撮50年】(2022年2月26日)

1970年、昭和45年暮れの池袋・六ツ又交差点付近です。
一番上が首都高速5号線、その下に川越街道と春日通りなどを結ぶ一般道の立体交差、そして地上に六叉路の交差点があります。
立体交差なのに信号があるようで、車が止まっています。
ヘリコプターはここで旋回して池袋駅に向かいます。
この通りが明治通り。
池袋駅が見えてきました。左側が東口。
駅前広場、といっても明治通りがちょっと広くなっているだけです。
国鉄の駅のホームは2つ。西側に寄せて作られていて、東側は貨物駅になっています。
カメラは、東口の西武百貨店に寄っていきます。
右下の低い屋根が西武池袋線の駅です。
屋上にいろいろな遊具があるのが見えます。
ミニカートでしょうか。子どもが運転しています。
買い物のついでに寄れて、本格的な遊園地より手軽に楽しめるのが魅力です。
こちらはモノレールでしょうか?ただ乗っているだけで勝手に動いてくれているようです。
限られたスペースで色々な世代の子どもが楽しめる工夫が凝らされています。
東口を見ながら、大通りを南東に向かいます。
画面上、首都高出入口が工事中です。
その向こうに東京拘置所が見えてきました。
元は巣鴨監獄と呼ばれ、敗戦後は巣鴨プリズンとして戦犯の収容や処刑が行われました。
この時は、東京拘置所として未決囚を収容する場所でした。
運動のために外に出ている人が見えます。
未決囚とは、これから裁判を受ける人、いま裁判中の人。
死刑が確定し執行を待つ人もここで過ごします。
建物から放射状に区切られた狭い空間と、何人もがいるちょっと広めの空間があります。
この3か月後、東京拘置所は小菅に移転し、この地には、サンシャインシティと東池袋中央公園が作られました。
右に造幣局東京支局が見えてきました。硬貨を作っていました。
画面上に区立大塚台小学校が見えます。
時習小学校と統合して、今は朋有小学校です。
造幣局の敷地には官舎も建っています。
1939年に操業した造幣局は。空襲で全焼したものの再建し、2016年にさいたま市に移転しました。
跡地にはおととし2020年10月、としまみどりの防災公園(イケ・サンパーク)がオープンしました。
歴史を造幣局の前まで遡ると巣鴨監獄の時代には、ここも敷地の中でした。
池袋駅近くからサンシャインシティにつづく通りです。
1978年に完成したサンシャイン60がそびえています。
拘置所の面影はなく、高層ビルが隣接しにぎわうこの一帯。
サンシャイン60のふもと、東池袋中央公園にある石碑には「永久平和を願って」と刻まれています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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