停戦交渉の行方は不透明「軍事行動やめる気配ない」(2022年2月26日)

停戦交渉の行方は不透明「軍事行動やめる気配ない」(2022年2月26日)

停戦交渉の行方は不透明「軍事行動やめる気配ない」(2022年2月26日)

一方、停戦交渉に向けた動きも出ています。

25日 ゼレンスキー大統領
「ウクライナの領土全体で戦闘が進行中です。これ以上の犠牲者を出さないため交渉の座に着くこと呼びかけたい」

25日 ロシア大統領府 ペスコフ報道官
「ゼレンスキー大統領がウクライナの中立的立場について話し合う用意があるという声明を発表しました。これはプーチン大統領が語った危機の解決のための極めて重要な条件の1つだった」

ロシア大統領府はウクライナ側にベラルーシの首都・ミンスクでの協議を提案したと明らかにしました。ウクライナ側はポーランドの首都、ワルシャワでの協議を求めているとみられ停戦交渉が早い時期に実現するかは不透明です。

アメリカの国務省は・・・

25日 アメリカ プライス報道官
「プーチン大統領が軍事行動をやめようとしている気配も外交を成功させようとしている兆候もみられない」

プライス報道官は会見で「ロシアが本気で外交を考えているのなら民間人への空爆を直ちに中止し、軍事行動をやめる意思を世界に示すべきだ」と指摘。

国連の安全保障理事会では・・・

25日 米・ニューヨーク 猪ノ口克司朗記者
「ロシアの国連大使が議場に入ってきました、安保理の議長国が戦争を始めるという事態に国連も混迷を極めています」

安保理は25日、アメリカなどが提出したロシアのウクライナへの侵攻を非難し即時撤退を求める決議案を採決しました。安保理を構成する15のうち11カ国が賛成したものの、常任理事国のロシアが拒否権を行使し否決されました。否決されたあと、ウクライナの国連大使が黙とうを捧げるよう呼びかけます。

25日 ウクライナ国連大使
「皆さん、黙とうを捧げるようお願いしたい。ロシア大使もお願いします」

これを議長国のロシアは遮ろうとしますがウクライナの大使はそのまま黙とうを呼びかけて各国の大使は数秒間、黙とうを捧げました。黙とうが終わると、大きな拍手が起こりロシアの国際的な孤立が際立つ形となりました。そして、26日午後8時ごろ行われた日本とポーランドの外相会談では、ウクライナに滞在している日本人について、ポーランドに退避する場合、円滑に入国できるよう協力を要請。引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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