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深刻!バス運転手不足に打つ手は 減便や路線廃止も…利用者“悲鳴”(2023年10月6日)
危機的な状況になっているバスの運転手の人手不足。思い切った対策に乗り出す会社も。
埼玉で今週からバスが減便しています。東武バスは大宮周辺を走る多くの路線を平日であっても休日ダイヤの運行にしました。
バス利用者:「朝の時間がなくなるのはひどい。これ見て、この時間なのよ。朝、これに乗る(午前6時27分)それがない。朝がなくて午前7時からなの。皆どうしてるのだろう。いつまで我慢するか分からない」
減便の理由がバス停に書かれていました。「乗務員を確保することが困難なため」とあります。運転手不足による公共交通機関のピンチ、これは人ごとではありません。
日本バス協会によると、バスの運転手はこれからも減り続けるといいます。路線の維持などに必要な人員は12万9000人と試算されていて、このままいくと来年には2万1000人、2030年には3万6000人の運転手不足に陥ります。
新たな担い手がいないことが課題となっているなか、続々と運転手を採用している観光バス会社が岡山にありました。
先月からこの会社で運転手を始めた竹下将史さん(46)。一体なぜ、ここで働くことを決めたのでしょうか。
新たに運転手として入社 竹下将史さん:「どこの会社も出すような額じゃない。50万円というのが冗談じゃないかなと思いました」
下電観光バスが打ち出したのは「5050キャンペーン」。入社して1年間は給料が月額50万円、さらに入社祝いとして50万円を支給するというものでした。その結果27人の応募があり、7人の運転手を採用したといいます。
下電観光バス 岡山営業所 猶原智行所長:「今回、こういう起爆剤で7名に来ていただきましたけれども、その方々がしっかり戦力になってくれれば会社も潤ってくるんじゃないか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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