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年収130万円の壁で働き手不足 就業時間減らすパート増加「扶養内で働くジレンマを」(2023年9月26日)
「年収の壁」の問題です。パート従業員らが社会保険料の負担を避けるため、働く時間を抑える年収106万円と130万円の壁。人手不足に悩むスーパーを取材すると、その実態が浮かび上がってきました。
■就業時間を減らすパート増加
「年収の壁」は私たちの生活に密接したスーパーマーケットにも大きな影響が出ています。東京・墨田区のスーパー。物価高騰のなか、毎週火曜日には赤字覚悟で卵の特売セールを行っています。
客:「助かる。卵が安くなっている日なので卵と特売のものを中心に買う」
ところが今、深刻な働き手不足に悩まされています。その要因が「130万円の壁」と呼ばれる問題です。
スーパーイズミ 五味衛社長:「1番は130万円の壁。人が足りないなかで、正直に言うとあと2時間くらい働いてほしい人もいる。そういうところが非常に厳しくて」
人手不足を招く「130万円の壁」とは。
東京大学 社会科学研究所 近藤絢子教授:「配偶者の扶養に入っている人の年収が130万円を超えると、これまでは扶養家族として健康保険にカバーしてもらっていた人が、今度は自分で健康保険料や年金保険料を払わなければいけない。純粋に社会保険料負担だけが増える。『130万円の壁』を超えると年間30万円くらい負担が増える」
会社員の配偶者などの扶養に入っている人が従業員100人以下の企業で働く場合、年収が130万円を超えると扶養から外れ、厚生年金保険料などの納付義務が発生します。すると、収入から保険料の負担分が天引きされるため手取り額がその分、少なくなります。この「130万円の壁」を超えないようにするため、年間の就業時間を減らすパートが増えているといいます。
スーパーイズミ 五味衛社長:「(パート勤務の)本人からも言われる。『これ以上できません』と。最低賃金が上がるのは良いが(働く)時間が1時間短くなる人も多くなる。そうするとまた人手不足で非常に大変な思いをしている」
最低賃金の全国平均はこの10年で3割以上増え、現在は1000円台まで上昇しています。ただ、賃金を上けてもその分、勤務時間を短く調整する従業員が出てくるため、常に人手が足りない状況だといいます。このスーパーでパートタイムとして働く60代の女性。
パートで働く60代女性:「(時間を)調整して少なくしているが、他の人が休むと自分が出る。今年に入って調整してもらったが(130万円を)超えているのでは。現状は週5日(勤務)。減らしたい」
本当はもっと稼ぎたくても、働く時間を減らさざるを得ないという矛盾が日常的に生まれています。
■「扶養内で働くジレンマを…」
アルバイト10人ほどで営業を回している飲食店からも…。
鶏のから騒ぎ 山田耕路代表:「年末一番繁忙期の時にシフトに入れないことが出てきてしまう。そこが困りどころ。こちらも働いてもらいたいし、アルバイトの人も働きたい。親の扶養内で働かないといけないジレンマを制度で何とかしてもらいたい」
「130万円の壁」は子育て世代にも直面しています。都内で1歳の娘を育てている看護師の女性。育児休暇が終わる11月からは週に2、3日、パートとして働くことを考えています。
1歳児の母(30代):「子どもがいると急に熱を出したりとか。パートかな…」
「130万円の壁」の解消に向け、政府は連続2年までは一時的に年収130万円を超えても扶養にとどまれるようにする方向で調整しています。ところが…。
1歳児の母(30代):「2年間にしていくらでも働いて、また130万円以下に2年超えた後に戻すのかなと」
専門家は長期的な解決策が必要だと訴えます。
東京大学 社会科学研究所 近藤絢子教授:「その場しのぎで今年だけたくさん働いてもらう効果はあるが、社会保険制度を抜本的に変えていかないと年収の壁の解決にはならない」
岸田総理大臣は26日、閣僚らに「年収の壁」の解消などが盛り込まれた10月中の経済対策の取りまとめを指示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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