JICA社食 世界各国の料理が安く美味しく! 一般人も利用可能(2023年10月5日)
世界各国の料理を日替わりで、しかも安く楽しみたい。そんな願いをかなえてくれる社員食堂が東京・渋谷にありました。
■一般人も利用可能 JICA社食
意外な場所に行列を発見。皆さんの目当ては安くておいしい「世界の料理」。ここは「JICA(国際協力機構)」の施設です。
JICA東京は発展途上国の支援などに取り組む団体「JICA」の国内拠点の一つで、途上国から人材を受け入れて研修などを行っています。その中にある食堂は職員や研修員はもちろん一般にも開放していて、近くに住む人や働く人も気軽に利用しています。
特徴は何といっても「世界各国の料理が食べられる」点です。例えば「白いんげん豆のトマト煮」。アフリカ・ウガンダでは学校給食にも出てくる定番メニューで、アフリカから来た研修員に向けて作ったそうです。
客:「トマトのスープで食べやすい。現地の味に近いんじゃないかな」
JICA東京食堂「Oasis」 新藤一博食堂主任:「JICAの施設で研修する人が世界各国から集まっているので、その人たちが食堂でホッと一息つけるような味付けを」
食材は多くを海外から輸入するこだわりぶり。その分、円安の影響を受けているといいますが…。
JICA東京食堂「Oasis」 新藤一博食堂主任:「色々、努力している。海外の人が来店して食事するので、なるべく価格は抑えて…」
客にとってはありがたい話です。
客:「ここ渋谷かな?っていう感じ。すべて(メニュー)食べたい」
ランチメニューは「日替わり」で、5日は10カ国20種類の料理を提供していました。そのなかで最も売れたメニューは何だったのでしょうか。
第3位は「ちらしずし」。海外の人に日本の味を知ってほしいと、あえてオーソドックスな味付けにしているそうです。
客:「日本食もあるので食べやすい。手料理でこれくらいの値段で食べられるのはそうないので貴重」
第2位はインドの「カレー」。鶏肉と玉ねぎをメインに仕上げたこの一品。スパイスを独自に配合するなど香りと辛味にこだわっているといいます。
■1番人気はアルゼンチン 理由は?
そして、1位はアルゼンチンの「ビーフカツ」。レモン汁とクミンで下味を付けたビーフカツに、酸味の効いたソースがよく合います。
客:「衣がカリカリしていておいしい」「来て良かったね」
実はこれ、まもなく行われるラグビーワールドカップ日本対アルゼンチン戦を意識したメニューだそうで…。
JICA東京食堂「Oasis」 新藤一博食堂主任:「『アルゼンチンに勝つ(カツ)』で食べていただきたい」
ちなみに来週はラグビーの強豪・南アフリカの料理を企画しているそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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