ロシアの対話はフェイクか 政府への反論封じ込めも(2022年2月26日)
ウクライナの首都キエフを巡る攻防が激しくなっています。ロシア国内では変化は見られるのでしょうか。モスクワから報告です。
(前田洋平記者報告)
ロシアでは25日も各地で反戦デモが広がり、反戦のムードが徐々に高まりつつあります。
ただこうしたなか、人気俳優がインスタグラムで「戦争反対」と投稿したところ、その彼が司会を務める番組が急きょ放送中止となっていて、「政権側の圧力ではないか」との見方が出て波紋が広がっています。
また、ロシア政府はフェイスブックの使用を制限しました。
これも「SNSを通じて反戦デモが広がることへの警戒なのかもしれない」、そういった見方が出ています。
戦争の行方は一時、ロシアとウクライナの間で停戦合意を模索しているといった見方がなされましたが、定かではありません。
ウクライナ側が「話し合いたい」と主張しているのに対し、ロシア側は「我々も話し合いたいんだが、ウクライナ側が断ってきている」といったような主張を繰り返しています。
これまでのロシア側の主張を見ていけば「ただ話し合うふりをしているだけ」とも取られます。
ウクライナ側もこれも折り込み済みで、ゼレンスキー大統領は市民や国民に対して徹底抗戦を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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