聖地エルサレムでキリスト教徒らに次々と唾 ユダヤ教徒5人逮捕(2023年10月5日)
3つの宗教の聖地エルサレムで、キリスト教徒らにつばを吐きかけたとしてユダヤ教徒5人が逮捕されました。こうしたヘイトクライムが現地では増加しているということです。
地元メディアが報じた映像には、エルサレム旧市街の路地へと出てきたキリスト教巡礼者らに向け、通りすがりの超正統派のユダヤ教徒らが、次々とつばを吐きかける様子が映されています。
エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地ですが去年末、イスラエルに極右のネタニヤフ政権が発足して以降、旧市街で巡礼者や教会に向けつばを吐くなどのヘイトクライムが増加しているということです。
イスラエルの警察は4日、映像に映っていた男1人を含む5人を逮捕したと発表しました。
また、増加する苦情に対処するため特別チームを編成し、今後、覆面パトロールや防犯カメラなどで、監視を強化するとしています。
一連のヘイトクライムに、ネタニヤフ首相は「断固として非難する」と表明していますが、極右のベン・グビール国家治安相は「つば吐きは犯罪行為にはあたらない」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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