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「日本語は面白い」ウクライナからの避難者 独学の日本語で“声優”に挑戦(2023年10月4日)
9月22日から日本初上映となったウクライナの人気アニメ映画「ストールンプリンセス」。
映画は、さらわれた王女を救うべく、騎士に憧れる主人公が冒険に出るというファンタジーラブストーリー。
今回、その声優に初めて抜擢された1人の男性がいました。工藤ディマさん(23)(本名:ドミトリー・クドリャフツェフさん)。
去年3月、日本に逃れてきたウクライナ避難民です。
工藤さん:「残念ながらこの2つしかないんだけど、全巻欲しいけどお金がない」
愛称はディマ君。アニメ「ワンピース」の大ファンです。
工藤さん:「2017年から日本語で読むとか見るようになった。日本語の表現力は他の言語と違っているので」
高校生のころから独学で日本語を勉強し、声優を目指すようになったといいます。
工藤さん:「(日本の声優の)生芝居を見てすごいなと思いました。私もやりたい。日本語は面白いなと思いました。(日本語は)表現力が高くて(表現の幅に)制限がないところが好き。どんな役でもいいから日本語を使って演じてみたい」
留学も考えていた矢先に起きた戦争。家族と離れ、日本に逃れることを決断しました。
ウクライナにいる両親とは日々、連絡を取っています。
母親 ラリサさん:「あなたがいなくて寂しい」
工藤さん:「僕も同じ気持ちだよ」
両親も応援する声優への夢。ウクライナのアニメ映画を日本で初公開するというクラウドファンディングのプロジェクトに、現地の人たちにとってもうれしいニュースになると出演依頼が来たのです。
映画のプロデューサーを務めた粉川なつみさん(27)。
去年9月に一人でクラウドファンディングを立ち上げ、公開に向けて奮闘してきました。
粉川さん:「ウクライナ侵攻で避難してきて、声優を目指しているというのを見たので、もしこの人に出てもらったら、
ウクライナの人たちにとっても嬉しいニュースになるなと思って」
「ウクライナ侵攻が起こってしまったときに、映画業界で働いていたので、
真っ先に思い出したのがこの作品のことで、
この作品を日本で公開することが自分にとってできるウクライナへの貢献なんじゃないかなと思って、
この映画を公開することを決意しました」
演じたのはロデーという3人兄弟の末っ子役。苦戦したのは日本語のアクセントです。
工藤さんは、今回の映画を通してウクライナの魅力的な点が伝わることを望んでいます。
工藤さん:「どんな応援でもどんな支援でもいいので、ウクライナのことを忘れないでほしい」 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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