各地で“大規模内定式” 対面で笑顔も 売り手市場で企業切実「内定辞退増えている」【知っておきたい!】(2023年10月3日)
国内の主要企業の内定式が各地で開かれ、大半の企業がコロナ禍前と同様の規模で実施しました
千葉県浦安市で行われた日本生命の内定式には365人が出席しました。対面での大々的な式が開催されるのは実に5年ぶりです。
式にはかつて日本生命野球部でプレーし、メジャーリーグでも活躍した福留孝介さんも登場して華を添えました。
出席した内定者:「対面で開催していただいたのもあって直接、雰囲気を感じられてすごく意欲が高まりました」
みずほフィナンシャルグループの内定式は、グループ5社で合同採用されたおよそ1000人を一堂に集めて実施しました。
民間の就職情報会社「学情」の調査によりますと、「コロナ禍前と同じような規模でリアル開催をする」と回答した企業は去年より43.5ポイント増え、81.5%に上っています。
大きく増えた背景には新型コロナが5類に移行したことだけではなく、学生優位の売り手市場が続くなかで、学生をつなぎ止めておかなければならないという企業の切実な事情があります。
企業の声:「内定辞退が増えているので、社員との交流などで入社後をイメージしてもらう。採用の早期化により内々定を出してから期間が空いているので、改めて入社への意欲を高めてほしい」
リクルートによりますと、9月1日時点の内定率は91.5%で、人手不足を理由に選考を続けている企業も多いということです。
(「グッド!モーニング」2023年10月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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