【速報】四谷大塚を個人情報保護法違反で書類送検へ 元講師がSNSに盗撮画像と個人情報投稿か 別の元講師の男も教え子盗撮疑いで新たに逮捕｜TBS NEWS DIG
「四谷大塚」の元講師の男が、教え子の女子児童を盗撮したなどとして逮捕された事件をめぐり、警視庁が「四谷大塚」を個人情報保護法違反の疑いで書類送検する方針を固めたことが分かりました。
この事件は、大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師・森崇翔容疑者（24）が、都内の校舎で教え子の9歳の女子児童を盗撮したなどとして逮捕されたものです。
捜査関係者への取材で、警視庁が森容疑者と法人としての「四谷大塚」を個人情報保護法違反の疑いで、きょう書類送検する方針を固めたことがわかりました。
森容疑者は、従業員に割り当てられていたIDやパスワードを使い四谷大塚が管理する個人情報のデータベースにアクセスし、今年6月から8月にかけて自らが盗撮した9歳の女子児童を含むあわせて6人の氏名や住所などの個人情報を、SNSのグループチャットなどに9回にわたって送信した疑いがもたれています。
このグループチャットには小児性愛者が集まっていて、森容疑者は「キッド」と名乗り、盗撮画像と被害児童の個人情報を送信した上で、仲間と被害児童についての話題で盛り上がることで、性的欲求も満たしていたということです。
個人情報保護法では、従業員が業務に関して個人情報を盗用した場合は法人も摘発の対象としていて、1億円以下の罰金刑を科すと定めています。
また、森容疑者と、同僚で元講師の中村成美容疑者（26）の2人を警視庁がおととい（9月30日）、撮影処罰法違反の疑いで逮捕していたことがわかりました。
2人は今年8月上旬、校舎で別の教え子の7歳の女子児童のスカートの中にスマホを差し入れ、下着を盗撮した疑いがもたれています。
2人は事前にこの女子児童に狙いを定めた上、中村容疑者が授業中に女子児童と教室で2人きりになったところで、森容疑者が中村容疑者と入れ替わって教室に入り、撮影をしたということです。
四谷大塚に勤務していた講師の逮捕者は2人目です。
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