道の駅“段ボール授乳室”に賛否 設置見送る施設も…島根県知事が反論(2023年9月29日)
■道の駅“段ボール授乳室”に賛否
横幅約1メートル、高さ約2メートルの空間は段ボールで作られた授乳室です。20日、島根県松江市の「道の駅」に、この授乳室が設置されるとSNSで賛否の声が上がりました。
SNSの声:「段ボールはちょっと不安よね」「蹴られたり、いたずらされそう」「ないよりは良いかも」「嫌なら使わなければいいだけの話」
この段ボール製の授乳室は道路の舗装業者などで作る「日本道路建設業協会」が子育て支援につなげようと、全国の道の駅に寄贈したものです。天井がないことやドアの代わりがカーテンであることなどから、一部で不安の声が上がりました。
■設置見送る施設も…知事が反論
島根県川本町では、適切な設置スペースがないことや安全面に配慮して当面の間、使用しないことを決めました。
段ボール製の授乳室に対する批判の声に島根県知事が反論しました。
島根県 丸山達也知事:「色々、問題あったと思います。100点じゃないから供用すべきじゃないというのは、すみません、間違った考え方です。ああいうものでもいいから使いますっていう人がおられるんだったら、供用し続ければいいと思います」
SNSの声を受け、松江市の道の駅では天井をふさぎました。また、今後はカーテンを2重にしたり、照明器具を付けたりするなど対策する方針です。
道の駅に来ていた女性:「(授乳室は)大事だと思います。あったら便利だなと」
道の駅・秋鹿なぎさ公園 久保川将園長:「しっかり(利用者の)声も拾って、より良いものを作って安心して使っていただければいいかなと思っています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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