韓国 国防委員会で国防省が分析結果を説明 北朝鮮の飛翔体 韓国防空識別圏内を飛行(2023年6月1日)

韓国 国防委員会で国防省が分析結果を説明 北朝鮮の飛翔体 韓国防空識別圏内を飛行(2023年6月1日)

韓国 国防委員会で国防省が分析結果を説明 北朝鮮の飛翔体 韓国防空識別圏内を飛行(2023年6月1日)

 韓国国防省は北朝鮮が先月31日に打ち上げに失敗した「軍事偵察衛星」について、国会で分析結果を報告しました。

 国防委員会での報告によりますと、北朝鮮の飛翔(ひしょう)体は発射後、韓国領空に近付く航空機を早期識別するために設けられた「KADIZ(韓国防空識別圏)」の内側を飛行・貫通し、その後、識別圏外側の境界付近に落ちたことが分かりました。

 また、韓国国防省は1日もこの海域近くで軍の艦艇が別の残骸を捜索中だと明らかにしました。

 一方、先月31日に回収し、画像が公開された残骸は重すぎて船に完全に引き揚げることができず、海底に沈んでしまったということです。

 別の軍関係者によりますと、水深が75メートルと深く、1日のうちに回収するのは難しいとしています。
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