「総務省書いてあって警戒とけた」だまされた男性が証言 マイナポイント申請期限が期限迫るなか巧妙化するフィッシング詐欺メール【news23】|TBS NEWS DIG

「総務省書いてあって警戒とけた」だまされた男性が証言 マイナポイント申請期限が期限迫るなか巧妙化するフィッシング詐欺メール【news23】|TBS NEWS DIG

「総務省書いてあって警戒とけた」だまされた男性が証言 マイナポイント申請期限が期限迫るなか巧妙化するフィッシング詐欺メール【news23】|TBS NEWS DIG

多角的な視点で様々な意見を聞いていく「voice23」。9月に入ってから急増しているマイナポイントを巡る詐欺の問い合わせ件数。申請の締め切りが迫る中、クレジットカード情報などを狙ったフィッシング詐欺が巧妙になっています。

■マイナポイント  “駆け込み”狙う詐欺が急増

申請期限まであと数日となった最大2万円分のマイナポイント。

東京・狛江市役所には申請のサポート窓口が設置されていますが、27日に訪れたのは120人で、8月最も多かった日の7倍に急増しました。

狛江市市民生活部市民課 杉田剛 課長
「デジタルにちょっと不自由だというところで、サポートしてもらいながらマイナポイントを取得したいという方が多い」

マイナカードを取得していながら、まだポイントを受け取っていない人は2000万人ほどいて、駆け込みの申請も増えているとみられます。

そんな状況を狙ってか、いま急増しているのがフィッシング詐欺です。

マイナポイント事務局を騙った詐欺メールの件名には「ポイントプレゼントのお知らせ」と書かれ、マイナちゃんのキャラクターが付いた虹色のロゴも使われています。ただ、9月は30日までしかないのに、加算ポイントの有効期限には、2023年9月31日と、不自然な表記が。

さらにメールを読み進めると、「マイナポイントの申し込み方法“です?”」と、不審な点も見つかりますが、騙されてクリックを続けると、クレジットカード情報などを入力するページに誘導されてしまいます。

喜入友浩キャスター
「急増しているマイナポイントのフィッシング詐欺。マイナポイント事務局を騙った詐欺メールが届いたとき、街の人は見抜くことができるんでしょうか?」

30代
「(ボタンを)押しちゃうかもしれない。ロゴがあったり事務局って書いてあったりすると信頼してしまう」

母親(40代)
「昔よりはよくできてますよね。昔は明らかに変な日本語だったりして分かりやすかったんですけど」

小学6年
「やばい、(メール)開いちゃうかも、たまに」

20代
「公的なものも含めて色々なところからメールが来るので、どこで情報をとったらいいのか分からない」

中には、詐欺メールが届き、クレジットカード情報を入力してしまったという人も。

カード情報を入力した人
「下の方に総務省とちゃんと書いてあって、警戒心がとけた。2万ポイントって結構でかいというのもあって、もらえるならもらおうと」

■駆け込み需要を狙う詐欺メール 不自然な日本語に注意

小川彩佳キャスター:
詐欺メールですけれども、トラウデンさんは受け取ったことありますか?

トラウデン直美さん:
来たことあります。でもやっぱり不審な点があるんですよね。変なところにびっくりマークがついてたり、「ん?」って思うところがあったりするから、注意深く見ていってほしいですね。

小川キャスター:
でも、締め切り間際ということで焦っちゃいますから、そこで騙されちゃうということなんですよね。

データサイエンティスト 宮田裕章さん:
駆け込み需要を狙う、焦る人たちがいるとその人たちの足をすくう詐欺というのは、本当にいつの世もあったんですよね。

藤森祥平キャスター:
実際にTBSのスタッフが受け取った詐欺メールなんですけど、ロゴとかもちゃんと入っていて、よく見てほしいのは、有効期限が9月31日まで。9月は30日までだから怪しいと気づいてブレーキを踏めるのか。

先に進んでみますと、マイナポイントの申し込み方法の画面になります。最大2万円のポイントがもらえる。ロゴもちゃんとしているので怪しさに気が付かないんですね。ただ、「マイナポイント」が「ミナポイント」って書いてある。ここでまた気付けるかどうかですね。

さらに下にスクロールしますと、「ポイントを受け取るためのキャッシュレス決済方法を登録する」と書いてあって、どうやってマイナポイントを受け取るか選択しなければいけません。QRコード決済も電子マネーも終了している。クレジットカードだけ使えますよという表記。つまり、クレジットカードの情報を奪おうと向こうは誘導してるわけですよね。これに気付かず、どんどん進んでいって、「ミナポイント」の申し込みに進んでいきますと、クレジットカード情報を入力とセキュリティコードを入力させる画面になります。もうこれでクリックしていくと、情報が奪われてしまうという仕組みになっています。

■巧妙化する詐欺メール 被害を防ぐには?

総務省はホームページで以下のような発表をしています。

総務省や市区町村の職員、その関係者等が以下を行うことは絶対にありません。
▼メールやSMSでマイナポイント関連のサイトへ誘導すること
▼マイナンバーや金融機関の口座番号、口座の暗証番号、資産の情報、家族構成などの個人情報などを伺うこと
▼通帳やキャッシュカードを預かったり、確認すること
▼金銭を要求したり、手数料の振込みを求めること

小川キャスター:
まずは総務省からのメールというところで、「おかしいな」っていうふうに受け止めるってことですね。

トラウ…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230928-6112095)

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