あと3日『マイナポイント期限』交付・申請の駆け込み急増 “焦り”を利用した悪質詐欺の手口とは
マイナンバーカード取得者が最大で2万円分を受け取れる、「マイナポイント」の申請期限が9月末に迫る中、焦りにつけこんだ詐欺が横行しています。実際に被害に遭った男性が語るその悪質な手口とは。
最大2万円分がもらえる!
マイナンバーカードの利用申請などで、マイナポイントがもらえるというキャンペーン。その期限が、あと3日後に迫っています。
河野太郎デジタル相
「マイナポイントの申し込み期限のこれ以上の延長はございませんので」
26日、デジタル庁の河野大臣はこれ以上期間の延長は行わないとし、早めの手続きを呼びかけました。
これを受けてか、27日朝、大阪府枚方市役所内の特別窓口ではーー。
「1時間くらいかかるんです。大丈夫ですか?」
ポイントの申請を求める多くの人が。市によると、1日あたり150~200人もの人がマイナポイントの申請に訪れるということです。
手続きに訪れた人
「ポイントが高くなると…」
「私はそう思っていないが、(マイナ保険証を)早くやりたいなと」
「(Q:混んでるのを見てどう思う)嫌ですね。嫌になります」
「(マイナカードを)主人と子どもの分を取りに来て、1か月前に私自身の分だけ取りに来て、その時はガラガラだったので、こんなに混んでいると思わなかった」
枚方市役所マイナポイント窓口責任者 玉野房子さん
「やはりご自身でできないということで、難しいと言われる方がたくさんいらっしゃいます」
こちらでは、数回にわたって、窓口の受け付け時間を通常午後5時までのところ午後8時まで延長したほか、土曜日にも臨時で開くなど対応に追われていました。
総務省によりますと、8月末時点で対象となるカードの申請者、約9千万人のうち2千万人ほどが、まだポイントの受け取りを申し込んでいないといいます。
“駆け込み需要”が高まる一方で、「お得」という言葉に乗じた悪質な問題も起きています。
詐欺の被害にあった男性(30代)
「クレジット情報と個人情報を入力しちゃって。どこを押しても画面が動かなかったのでやられたなと思った」
被害にあった男性は、今月22日にマイナポイント事務局を名乗るメールが届き、そこから入った偽のサイトで自らの個人情報やカード情報を入力してしまったといいます。
詐欺の被害にあった男性(30代)
「ちょっと焦りはありましたね。締め切りが9月末だったので、それでおそらくやってしまったのかなと」
その後、10万円近くが不正に利用されていたということです。
“なりすまし”の詐欺に詳しいフィッシング対策協議会によると、同様の被害の報告は、8月までは数百件程度でしたが、9月は、26日までで約2600件と、大幅に増加しているということです。
総務省はホームページで「メールやSNSで関連サイトへ誘導したり、個人情報を伺うことはない」などと、マイナポイントに乗じた詐欺に騙されないよう、注意を呼び掛けています。
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