南極の冬の海氷面積が観測史上最小に 米気象調査機関「地球全体の気候に大きな影響」(2023年9月26日)

南極の冬の海氷面積が観測史上最小に 米気象調査機関「地球全体の気候に大きな影響」(2023年9月26日)

南極の冬の海氷面積が観測史上最小に 米気象調査機関「地球全体の気候に大きな影響」(2023年9月26日)

 南極大陸の冬の海氷面積が観測史上過去最小であったことが研究機関の調査で明らかになりました。

 海氷研究者 アリアン・ピュリッチ氏:「今年は特に海氷が本当に本当に減っています。例年よりずっと少ない」

 南極大陸の海氷面積は9月ごろに1年で最大となる時期を迎えます。

 NSIDC(アメリカの国立雪氷データセンター)によりますと、9月10日に南極周辺の海氷面積は1696万平方キロメートルを記録し、海氷面積が最大となる時期としては1979年の観測開始以降、最小の数字となりました。

 NSIDCの科学者は「極端な記録更新だ」と述べたうえで、南極の海氷は地球のエネルギーバランスの重要な要素で、海氷面積の減少が今後も続くと地球全体の気候バランスに大きな影響を与える恐れがあると懸念を強めています。
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