【悪徳ブリーダー】ポメラニアンなど約400匹“劣悪飼育”57歳の女逮捕(2023年2月8日)
悪徳ブリーダーを摘発。室内は会話がままならないほど、犬の鳴き声が響いていました。
橋本千代子容疑者(57):「(Q.こちらで犬を売ってらっしゃる?)ポメラニアンとチワワ、プードル、ダックスが少し。親はこんな感じで、どっちかっていうとカワイイと思います」
ドアの奥から聞こえる犬たちの鳴き声。会話ができないほどの大音量です。
橋本千代子容疑者:「動物病院を予約していますので。ワンちゃんのことを中心にさせてもらっているので、お客さんはもうその後です。ふふふ、ごめんなさい」
実は、劣悪な環境で子犬を育てていたとされるブリーダーでした。
動物愛護法違反の疑いで8日、逮捕された橋本千代子容疑者。橋本容疑者は、2016年6月から去年10月までの間、病気やけがをしている犬10匹を病院などに連れていかず、虐待していた疑いが持たれています。
橋本千代子容疑者:「わたしがずっとポケットに入れて、ミルクをあげて育てておりま~す」
橋本容疑者のものとみられるSNSで行われたライブ配信。子犬をかわいがる一方で、元従業員からはこんな証言が…。
元従業員:「愛しているのは、血統の良い子とか見た目が美しい子だけです。『ブサイクはいらん』とか言って」
関係者から入手した映像です。建物の中は子犬が入ったケージが所狭しと並べられ、2階建ての建物にはおよそ400匹の犬がいたといいます。
さらに夏場はエアコンが壊れても修理せず、室温は31℃、湿度は80%に上る状態に…。
元従業員:「爆発的に感染症が蔓延(まんえん)して、すごい数の子犬が死んでいました」
元従業員の女性は、たった数カ月間で100匹以上の犬が死んでいくのを見たと話します。劣悪な飼育実態の事実を追及すると。
橋本千代子容疑者:「(Q.取材お伺いできないですか?過密飼育、本当に行われているんですか?やましいことないなら事実を教えて下さい)…」
橋本容疑者は無言で走り去って行きました。
警察の取り調べに対し、橋本容疑者は「病院にも連れて行っていたので、適切な保護を行わずという部分に納得がいきません」と容疑を否認しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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