3回目接種“最下位”の横浜市 “接種券なしOK”に 「フレキシブルな対応」と市民(2022年2月25日)

3回目接種“最下位”の横浜市 “接種券なしOK”に 「フレキシブルな対応」と市民(2022年2月25日)

3回目接種“最下位”の横浜市 “接種券なしOK”に 「フレキシブルな対応」と市民(2022年2月25日)

 25日、東京都では新たに1万1125人の新型コロナウイルス感染が確認されました。専門家からは感染状況の長期化も指摘されるなか、3回目接種へ向けた様々な取り組みが始まっています。

 緩和へ議論は進むのでしょうか。25日に行われた分科会では、行動制限緩和策について話し合われました。

 厚労省アドバイザリーボード・脇田隆字座長:「ワクチン・検査パッケージの方はよりスピード感を持って議論を進めるべきという話があった」

 ただ、一足早く解除された沖縄や山形などでは、こんな懸念も指摘されました。

 厚労省アドバイザリーボード・脇田隆字座長:「新規感染者数の再増加が懸念されております」

 沖縄の感染者数を見ると、ピークは越えたものの以前、高止まりが続いています。

 東京もよく似た状況です。25日の都内では11125人の感染が確認されました。医療提供体制は前回とほぼ変わらず、高止まりが続いています。

 東京都・小池百合子知事:「同規模の感染状況が長期化する危機に直面しているとの警告であります」

 緩和へ向け、必須とされたのが「3回目接種」です。

 横浜市は3回目接種率が政令指定都市で最下位となっています。

 そこで、25日から接種券なしでの3回目接種を始めました。

 3回目接種を受けた人(接種券なし):「家族に高齢者がいるので早く受けたかった」「人口が多いので対応が難しいのだと思うけど、今回のはフレキシブルな対応だった」

 横浜市内に住民登録があるなどの条件に当てはまれば、接種券なしで接種できます。

 横浜市・山中竹春市長:「(Q.「接種券なし」で受けられるようにした理由は?)横浜市としても懸命に前倒しの努力をしてきた。他の自治体も含めてもっと早く6カ月間隔の接種を決定して頂ければ良かった」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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