【独自】吉田屋「温度測定を怠っていた」岩手の外部業者に委託の“弁当の米”指示温度よりも高い温度で納品され… 吉田屋弁当で集団食中毒問題|TBS NEWS DIG
青森の吉田屋の弁当による集団食中毒問題で、吉田屋が外部の業者に委託して炊かれた米が、指示していた温度よりも高い温度で納品され、吉田屋側が「温度測定を怠っていた」と説明していることが新たにわかりました。
青森県八戸市にある吉田屋の弁当をめぐっては、21都県の270人が食中毒を発症し、おととい、保健所が吉田屋を営業禁止処分にしています。
食中毒の原因は弁当の米とみられていますが、その後の関係者への取材で、米の一部を岩手県内の業者が炊いた状態で納品していたことがわかりました。
さらに、吉田屋側は「委託業者には30℃以下に冷まして納品するよう指示していたが、50℃程度までにしか冷却されていなかった」と説明していることもわかりました。
炊いた米を納品した業者がJNNの取材に応じました。
Q.吉田屋に米を納品したのは事実?
「そうです」
Q.米の温度管理はどうなっていた?
「そこも言わなければいけないんですか。完結してからだと思いますけど」
Q.温度管理をしっかりしていたのか
「何もお答えできない」
吉田屋側は、炊かれた米が納品された際に温度測定することを怠り、その後、米が入った箱を開けた際に温度が高いことに気づいたということです。
委託業者は先週、地元の保健所の調査を受け、「施設の中から菌やウイルスが検出されなかった」とされていることから、温度が高い状態の米が岩手県から長距離運搬され、弁当に箱詰めされる過程で菌が増殖した可能性もあるとみて、保健所が調査を進めています。
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