駐留仏軍　ニジェールから完全撤退へ　大使や外交官も直ちに帰国(2023年9月25日)

駐留仏軍　ニジェールから完全撤退へ　大使や外交官も直ちに帰国(2023年9月25日)

　フランスのマクロン大統領は、クーデターで軍事政権が権力を掌握した西アフリカのニジェールからフランス軍を完全に撤退させると明らかにしました。

　フランス　マクロン大統領：「フランスはニジェールとの軍事協力を終了します。彼らはもはやテロと戦うことを望んでいない」

　マクロン大統領は24日、ニジェールに駐留するおよそ1500人のフランス軍を年内に撤退させると表明しました。

　大使や外交官も直ちに帰国させるとしています。

　ニジェールでは7月のクーデター後、旧宗主国のフランスに反発する動きが高まりフランス軍の撤退などを求めていましたがマクロン政権は応じてきませんでした。

　今回の撤退表明は、フランスの対アフリカ政策に大きな影響を与えるとみられます。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>