英チャールズ国王夫妻訪仏 エリザベス女王“思い出の地”へ(2023年9月22日)#shorts
イギリスのチャールズ国王夫妻がフランスを公式訪問。ベルサイユ宮殿での華やかな晩餐(ばんさん)会は、フランスと大変ゆかりのあったエリザベス女王をしのぶ会となりました。
■英国王らがエリザベス女王しのぶ
即位後、初めてフランスを公式訪問したイギリスのチャールズ国王夫妻。ベルサイユ宮殿に到着した時、カミラ王妃の胸にはサファイアのジュエリーが輝いていました。これはエリザベス女王から受け継いだもの。女王は1947年に父親のジョージ6世から結婚祝いに贈られたということです。そのジュエリーを今回はカミラ王妃が身に着け、晩餐会に出席。
マクロン大統領:「今夜あなたとカミラ王妃をお迎えし、エリザベス女王とフィリップ殿下のことを深くしのんでいます」
そう、今回の訪問はエリザベス女王をしのぶものになりました。
■エリザベス女王“思い出の地”へ
1948年の映像。まだ即位する前のエリザベス女王が向かったのはパリのエリゼ宮。女王はその後、何度もフランスを訪れています。ちなみにエリゼ宮には故ダイアナ妃が訪れたことも。チャールズ国王も今回、エリゼ宮を訪れ、マクロン大統領と面会しています。
エリザベス女王とチャールズ国王のフランス訪問。色々なものが似通っています。例えば行先です。カミラ王妃を伴って向かったパリの花市場。ここはエリザベス女王が何度も訪れ、2014年に訪れた時には「エリザベス女王二世花市場」に改名されました。
実はチャールズ国王は2度目の訪問です。エリザベス女王が1948年にこの花市場を訪れた時、おなかの中にはチャールズ国王がすでにいたということです。
さらに、フランスにあるイギリス大使公邸でマクロン大統領とともに植樹するチャールズ国王。この植樹もエリザベス女王は過去に3回行っていて、伝統を受け継いでいるそうです。
さらに、こんなものも受け継いでいます。
■エリザベス女王“愛用の傘”手に
市民に手を振るチャールズ国王。隣に立つカミラ王妃は特徴的な形の傘を持っています。イギリスのブランド「フルトン」のもので、カミラ王妃だけでなく、エリザベス女王が好んで使っていたもの。エリザベス女王は洋服の色と合わせていくつものカラーの傘を愛用。カミラ王妃も今回、ライトグレーの洋服にグレーの傘を合わせていました。
■チャールズ国王も“堪能スピーチ”
そして、言語。1957年の映像を見ると、エリザベス女王はフランス語であいさつ。チャールズ国王も堪能のようです。フランス語でウクライナ問題などについてもスピーチしていました。ただ、街の人と話す時には英語でした。
今回の訪問は3日間で、環境問題に力を入れているチャールズ国王は気候変動の会議にも出席するということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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