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「サッカーをしている場合でない」ロシアで反戦の動き 58都市でデモ 拘束者も(2022年2月25日)
ロシア軍による侵攻が進んでいます。地上でも戦闘が始まり、ウクライナ政府は死者が100人以上と発表しました。事態は大きく動き、侵攻から約1日が経ちますが、ロシア国内ではどのような反応が出てきているのでしょうか。
(前田洋平記者報告)
ロシア軍による侵攻から一夜が明けたモスクワです。今、ロシアでは、徐々に反戦の動きが加速しだしています。
25日朝のロシアのスポーツ紙も「サッカーをしている場合ではない」と書かれています。「遊んでいる場合ではない。反戦の声を上げるべきだ」とスポーツ紙までもが訴えています。
ロシアでは、この戦争が長期化するのではないかとの見通しが出ています。このままプーチン大統領がウクライナ全土への掌握に進み、NATO(北大西洋条約機構)がウクライナの支援に本腰を入れれた場合、戦争の泥沼化は避けられないとの見通しです。
そうしたなか、25日夜からSNSを通じて若者たちが反戦の声を上げるようになりました。私もモスクワを取材しましたが、参加者は「なぜここまでするのか理解ができない」「プーチン大統領は信用ならない」と訴えていました。
ロシアでは、もはやプーチン大統領を止められるのは世論の声しかないのではないかとの見方もあります。
ただ、25日に取材をした限りでは、政権を覆すような熱気までは行かず、この動きがどこまで広がるかはまだ見通せていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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